導入事例

セゾンファクトリー 様
- ■事業者名:
- 株式会社セゾンファクトリー
- ■所在地:
- 山形県東置賜郡高畠町
- ■業種:
- ジャム、ドレッシング等の販売
- ■販売チャネル:
- 自社サイト、楽天市場、Yahoo!ショッピング、amazon、auPAYマーケット、電話・FAX、店舗
- ■WEBサイト:
- https://www.saisonfactory.co.jp
- ■導入パートナー:
- 株式会社エム・エス・アイ

セゾンファクトリー様は、2016年初旬に通販業務の効率化や販売力強化を目標に、通販基幹システム『fun order』をご導入いただきました。
導入前の課題や導入後の状況について、プロモーションチームの小林様、簾内様にお話を伺いました。
—事業内容について教えてください
セゾンファクトリーは「季節・旬を活かす工場」として、こだわりのジャム、ドレッシング、飲料、デザートなどの製造・販売を行なっています。
創業以来、日本の四季をテーマに、おいしいものにこだわり続けています。商品開発や製造は、日本全国・世界各地より厳選素材を探し求め、職人の手の力により丁寧に愛情を込めおこなっております。また、世界に向けて「MADE IN JAPAN」の凄さや素晴らしさを発信し「食のスーパーブランド」を目指しています。
通販事業については、現在、電話・FAX注文や自社サイト、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで自社ブランドの商品を販売しており、おかげさまで多くのお客様からご好評をいただいております。
—旧システムにはどのような課題がありましたか?
以前は、汎用の販売管理システムとネット受注管理システムという2つを併用して運用していました。増加するネット注文に対応するため、ネット受注管理システムも後から追加導入しました。
この一元化されていない仕組みでは、作業効率という面で大きな課題がありました。
それぞれのシステムで操作が必要なため作業効率が悪く、履歴などのデータが分散してしまうことで、見たい時にすぐ情報を確認できないなど、さまざま問題が発生していました。
<その他の課題>
- 出荷指示書(ピッキングリスト)の印刷や、運送システムの連携方法がそれぞれ異なり、オペレーションが統一されていなかった。また、運送問合せ番号の確認も、運送システムを操作する必要があった。
- 自社サイトのネット注文は、販売管理ソフトで管理。メール送信(出荷連絡等)の機能が弱く、メールソフトと連携し送信していたため手間やミスが発生していた。
- キャンペーン時などのDM発行も、顧客データが一元管理されていないため、一度エクセルに書き出し、データの結合や絞り込みを毎回行う必要があり、非常に時間がかかっていた。
- ネット受注管理システムはカスタマイズが非対応のため、基幹システムとのデータ連携ができず、毎日手入力作業に手間がかかっていた。
—導入の決め手になったポイントは何ですか?
以前より支援いただいているシステム業者(株式会社エム・エス・アイ)から、通販一元管理システム『fun order』を紹介いただいたのが最初のきっかけでした。
その後、3社による事前検証や要件定義を行い、主な課題の解決が可能だという認識で一致し、導入を決定しました。
システムを業務に合わせてカスタマイズできるという点も大きなポイントとなりました。また、導入時や導入後のサポート体制に安心感があることも、導入を決めた要因の一つです。

受注・出荷業務の効率化とミスの低減を実現
—『fun order』の導入で実現できたことは何ですか?
1つのシステムに統一されたことで、受注や出荷のオペレーションが統一されました。これによりお客様の履歴や、配送状況もすべて『fun order』で参照できるようになりました。それらの情報を見る画面も使いやすく、業務効率の向上とミスの低減につながりました。
出荷に関しては、運送伝票、指示書が一体型伝票になったことで付け合せ作業が不要となり、作業時間を約25%削減できました。
ネット注文の処理に関しては、これまでの受注メールやCSVファイルからの取込が、APIによる受注取込に変わり、取込漏れなどのミス削減や取込作業時間の短縮につながりました。
出荷連絡などのメール送信も、一括で送信・管理できるようになり、作業時間が大幅に短縮できました。また、メール内容も運送番号やのし紙情報など詳細を確実に伝えられるようになりました。
導入後は新たな販売チャネルとしてYahoo!ショッピングに出店しましたが、既に運用体制が整っていたため、特に大きな混乱もなく対応することができました。
販促・宣伝についても、システムの一元化や機能の向上により対応の幅が広がりました。
細かい条件でお客様の分析や抽出ができるため、様々な切り口でダイレクトメールを送ることができるようになりました。また、その効果測定もできるようになったため、より効果的な販促ができるようになりました。
<その他の解決した課題>
- 基幹システムとのデータ連携が一括でできるようになった。
- 様々なサービスの入金データ取込に対応でき、入力・確認作業が軽減された。
- 入力漏れ・入力間違い時には警告機能が働き、クレームにつながるミスを低減できた。
- 全体の注文状況や出荷数の把握が簡単になった。
—今後の課題や目標を教えてください
今後は、これまで以上に受注・出荷業務の効率化を進め、繁忙期であってもお客様により早く商品をお届けできるよう、さらなる改善に取り組んでいきたいと考えています。

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