おさだ苑本店 様

おさだ苑本店様は、農林水産大臣賞を受賞したこだわりのお茶を店舗と通販で販売。
きめ細やかなお客様対応に重点を置き「茶宴 小売業務※」をご利用いただいております。
※fun orderの茶業版です。

—事業内容について教えてください

おさだ苑本店は皆様に愛されるように、いつも笑顔でおいしいお茶とオリジナル茶菓子でお迎えすることをモットーとしています。またどこのお店よりもたくさんのオリジナルのお茶・茶菓子があると言われるようなお店を目指しています。

地元の静岡県西部地域の茶生産者が丹精こめて育てたお茶をお届けすることにこだわり続けてきました。中でも遠州森の茶や、春野町砂川地区の有機栽培茶など、地元産のお茶だからこその安心感と品質の高さ、そしておいしさを、より付加価値の高い素敵なお茶にしてお届けしています。

平成11年のオープン以降、女性や小さなお子様連れのご家族を中心に幅広い層のお客様に弊店のお茶を愛して頂き高く評価して頂いたおかげで、平成12年・14年・28年にはお茶の品評会で最高評価の農林水産大臣賞を受賞することができました。

今後もより皆様に愛して頂き、より良い商品・より良いお店づくりを目指して参ります。温かいお茶とともにお待ちしておりますので、森町にお立ち寄りの際は是非、足をお運びください。

—茶宴 小売業務 導入の背景を教えてください

手書きの帳簿や伝票で顧客管理した時代を経て、「茶宴 小売業務」を導入しました。その後、通信販売事業の拡大において、無くてはならない物になりました。

現在は複数のPCで利用しており、店舗や事務所のどこにいてもお客様情報や販売履歴が簡単に検索・確認できる点がとても便利です。お客様を電話や、店頭で待たせることがなく応対ができて助かっています。

当店は繁忙期には贈答（ギフト）注文もたくさん頂きます。通販だけでなく店頭に来たお客様からの発送依頼も多くなります。茶宴 小売業務では、贈答先（先様）の管理機能が充実しており、過去の発送履歴も簡単に見ることができるので重宝しております。

会員カード＋POSレジとのデータ連携で、お客様情報の一元管理が可能に

—POSレジ連携を導入前の課題を教えてください

通販客の販売・発送データが蓄積されていく一方で、来店客様については同様の仕組みがなく、常連客であっても店員の記憶を頼り対応するしか方法がありませんでした。常連の来店客様からお電話を頂いても、情報がないため満足度が高いサービスを提供できない、セール情報等のダイレクトメールを送りたくても、データ不足で送れないなどの問題を長年かかえていました。

—導入後どのように変わりましたか

課題解決のため、会員カードを導入し、その会員データをPOSレジから取込み、一元管理できる仕組みを導入しました。会員カードを提示頂いたお客様の情報が蓄積され、過去の注文履歴や贈答発送履歴が閲覧できるため、お客様に対してより細かな対応ができるようになりました。

また、POSレジ会計時に、お名前や誕生日（プレゼント用）が確認でき、より詳しい情報を見たいときは、店頭にあるPCの小売業務で確認するという作業の流れが確立され、店員誰もが同等な対応ができるようになりました。

蓄積された情報を分析することにより、店舗全体としての売れ筋商品や来店頻度の集計分析が可能となりました。また、ご家族での利用状況や、通販と来店両方を利用しているお客様の動向が分かるなど新たな発見もありました。

ダイレクトメールの発行についても、来店の会員様に向けてご案内ができるようになっただけではなく、会員カードがある方、無い方、来店頻度が低い方など、細かく条件で絞りより効果的な販促活動ができるようになりました。

—今後の課題や目標を教えてください

ネット通販は現在自社サイトのみですが、今後新たにAmazonなどのショッピングモールへの出店を検討しております。このためネット受注の自動取込機能の導入も検討していきたいです。